意識、前意識、無意識全体に

超自我という機能があると云われています。オカルト的な言葉ですが、全然違います。心のなか全体を見渡して、警察の様な役割をしている機能です。「~するべきだ」「~はしてはならない」と言うような、理由なく、心に響きかける声の様なものです。これは、もともと、持って生まれたものではなく、親か親の役割をする人から、しつけられ、心のなかに入って来たものです。ですから、自分の意思とは無関係に命令口調な訳です。ですから、外来由来のものが、自分の心に挿入されるので、内在化されるという表現がされます。