私の父が常日頃、私が、子どもの

頃から、君、結婚するなら、美人で、性格が良くて、頭が良くて、家柄が良くて、君の事を大切に思う女性を選ばんといかん。大体、例に上がってくるのは、朝のNHKの女性アナウンサーでした。

ところで、お前の母親は、ブス、お前も母親そっくり。酷い父親でしょ。ですから、私は、容姿コンプレックスを青年期まで、抱えて生きていました。今となっては、もはや、そんなものどうでもいいですが。

子どもの頃、そしたら、お父さんは、何故、お母さんと結婚したの?と尋ねました。

(父と母は、大学時代に出会って、六年後くらいに、結婚しました。)

それはな、頭の良さと、家柄だけでえらんだんだよ。

続く。