特殊戦術任務 10

相変わらず、航行中。しかし、今回は故郷の地球に直接的に航行。γ星は3α星人の賢明なる、働きで自治政府を樹立、民主的、平和的な惑星に変貌していた。さて、全宇宙に広がるγ星人の残存艦隊、独裁政治の終焉から、投降しても、母星で銃殺にはならないということから、投降も増えてはいたが、以前として、敵対行動を続ける艦隊もあった。しかし、全宇宙のパートナー惑星には、涅槃1号型コスモ0が配備された。結果、γ星人の侵略は不可能に。しかし、私の地球と3α星には、執拗な攻撃が続いていた。何としても、母星は守りたい!その一心で、航行、到着。即、攻撃、容易に撃破できた。もう、侵略は不可能。3α星人も同様であった。数百年ぶりの、地球の大地、海、空。やはり私は地球人!SAKI002,003,005その他、私の子孫達と会った。皆、己れの道を正しく歩んでいた、感無量。002がお父さん?何してたの?私?涅槃に入った過去は、伏せておいた。戦っていたんだよ、γ星人達と。でも、もう、それも、終わった。君達は安心して、己が道を歩むんだよ。はい、お父さん。で、お父さんは?これから?私はまた、旅立つ、だってお父さんは、大宇宙に対峙する人間存在だからね。元気でな。はい、お父さんこそ、御無事で。ありがとう。私は、故郷、地球を後にし、航行再開。惜別の涙の事は敢えて言うまい。