今晩は

23年前の今日、私は大阪の貝塚市、神戸とは、大阪湾の対岸にあります。当時、常勤の病院で、当直していますした。早朝、まだ、寝ている、間に突然ゴーッという音が聞こえきて、起きました、何事か起こる。身構えていました。すると、大きな揺れがやって来ました。納まり、事務所の事務当直に何事?どうも、神戸辺りで大きな地震があったみたいです。朝のニュースを見ると。火事だらけの、神戸が映っていました。信じれん!でした。今日朝のニュースで、災害遺児の特集が流れていました。痛ましい事です。そこで、多くの子達が、何故、両親が!私が先に、逝くべきだった、と語っていました。これ、サバイバーズ・ギルト(生き残った者の罪悪感)と言います。どうしようもない災害で近い人を亡くした方々の多くに出現する心理状態の様です。私も幾度か、臨床現場でその状態の方々と出会いました。特集の男性アナウンサーは、当時、現場近くに居たはずの方でした。特集の後、アナウンスは続けられましたが、目頭には、うっすらと涙がみて取れました。その後に続く女性アナ二人、どちらも優しく、感受性の豊かな方と、みています、男性アナの気持ちを察してか、やはり、悲しげな表情、声でした。やはり、何年間を経ても、悲しみ、苦しみは、人の心に残り続けるものだな、と朝から勉強出来ました。

では、うつ病等について、補遺を記しますね。