精神医学:日々の発見 3

私の勤務する病院では、新しい患者と入院の必要可能性のある患者は、全て、私が、診察をし、入院の決定も私がして、落ち着けば、他の医師が主治医に交代。ある患者様、レビー小体型認知症、幻視、妄想、情動の不安定性等が特徴。安定し、交代、全然患者様と話もしない自称精神科医。ある時、患者様の状態が悪化、激しい突発する、興奮、衝動行為が再燃、婦長が主治医に来てもらいますね、とゆーと、あいつが主治医?話しも聞いてくれん!で、婦長と事務長が相談、小児科医のあの先生なら、お話も良く聞いてくれるし、新しい主治医に、となりました。元の主治医はそのことを知ると、あの人は、私しかみれませんよ!と言ったらしいです!アホ!お前がみんから、患者も怒っとるんじゃないか!で、主治医交代、立派な小児科医の先生ですが、初回の診察の後、この人は私には無理、専門的な精神科病院に転院しないと!あのぅ、うち、専門的な精神科病院なんですけどぅ?困った婦長が、先生はこう言われるんですよ、困ってしまって、どうしようかしら?副院長はお忙しいし!解った解った、私が、もう一回、主治医になる。で最初に交代した、主治医は私の処方のまま!やっぱりなぁ!なーんもしとらんし、診てもない。で私が、処方を追加、今は、穏やかに戻って入院中です、他の患者様達と将棋をしたり、トランプをしたり・・・結論、精神科治療で、日々の患者様の状態の把握は当然大事、それと、お話しだけでは、精神症状は改善しない、ですね。後日談、看護主任、副院長が居る病院で治らない患者を受けてくれる病院はないし、そんなことしたら、うちの病院の恥ですよね、先生の顔にも泥を塗るようなものですねぇ でした まる

このブログ、立派な小児科医の先生、実は私のかつての上司の先生も見てくれています、決してお気を悪くなさらずに。精神科医療とゆーのは、そーゆーものなのです。