自由調査隊 18

諸々の課題を抱えつつ、私は十万の艦隊を率いる総司令官に。責任、重いなぁ。でも、果たすしかないわなぁ。と、突然、δ星人の残存艦隊数隻が、直前にジャンプしてきた。即座に、レインボー艦隊と、迎撃。成功!しかし、一隻のみ残った。しかも、私の艦ニルヴァーナと接触寸前!もはや、衝角戦(艦をぶつけて、たいていは、敵艦に乗り込み肉弾戦、白兵戦。)しかない。即五人のレディ達を呼び寄せ、敵艦に突入!空いた敵艦の内部に侵入。δ星人兵との銃撃戦、かい潜ってきた、敵とは、格闘技戦。もはや、彼等は人類型インターフェイスではない!何ともグロテスクな、地球の生物で云うとクマムシを大型化したような、スタイル。幸い呼吸するのは、地球人と同じ酸素、気圧もほぼ、地球と同じ程度。で、特段、宇宙服は不要、プロテクターだけは着けて格闘。なかなかやるな!大体、こっちの手が相手より二本くらい足りないし!地球人相手の格闘戦とは違う。私が劣勢になると、レディ達が援護攻撃、彼女等は、流石アーマロイド!適時適所で、身体能力を発揮してくれた。私は生きていた、更に敵は完全に殲滅、まぁ、全滅させた、殺し切った。必要悪かな?しかし、如何にグロテスクな生物であれ、生命を、奪う、殺すのは嫌なものだな!まぁ、元々は、私は医師、命を守るのが、仕事だったしな、と自己の再認識。しかし、今となっては、そこでの躊躇は、己と、艦隊全体の命取り!使命を果たすためには、時として冷徹な心も持たないと!自らを鼓舞することとした。合理化かな?