淡い想い出の名残り 18-2

も一つ、000Fの思い出。私が、小2の夏休み、早朝から、父の運動、音楽の特訓を受けた事は既に書き込み済みです。夏の暑い時、家、アパートですが、その前の広場で父から、ドッジボールの練習をさせられていました。広場に、角材が落ちていたので、私は朦朧としながらも、その角材を遠くに投げようとしました、すると、突然、角材の端に突き出ていた錆びた釘が私の右人差し指に突き刺さりました。痛っ!父は私に駆け寄り、角材と釘を抜いて、私の指の血を圧迫しながら、蒼ざめていました、アパートに帰り、母を呼び、ただ、何もせず、呆然としていました。母が、これは大変!直ぐ病院に連れて行かないと!私を自転車の後ろに乗せ、近くの外科医に連れて行ってくれました。傷痕に付いている、錆を先生はピンセットで取ってくれましたが、痛かったことこの上無しで、私は泣き叫び続けていました(今の私なら、麻酔薬を垂らして痛みを軽減したでしょうね。)。で、縫合の直前に麻酔薬の注射これも、痛い!でも、何とか、縫合してもらいました。今もその痕は残っています。で、私の父はいざとなると、動け無くなる、私への気持ちが、愛が深かったからこそこもしれません。でも、いざというとき、動けない人は今の厳しい私は評価しません まる