帝国 3ー2

あなたねぇ、皇帝陛下の事をさっきゃんとか絶対に言わせない!ゆーな!はーい!青の1号ね。お婆ちゃん!では!青の1号艦が、突然撃破、炎上している。各艦船と、レディ達はシンクロしている、私の前で、青の1号は倒れ、悶絶している、もはや、最期の直前。どう?効いた?お婆ちゃん?おのれ、この小娘!へーっ?こんなことも出来るのよね、消しちゃうから!青の1号艦は消えた。青の1号も!私の目の前から消えた。はーい!私達の力、解ったかしらね、じゃ、苦しまない様にお婆ちゃん達、直ぐに消してあげるね!ついでに、ふざけたイエローサブマリン、次元潜行艦もね!レインボー艦隊は、消滅した、そして、レディ達もブリッジには誰も居ない。さっきゃん?私達の力思い知った?でも、遅過ぎ!あんたは、面倒な女達がおらんよーになったと思ってるかもね!ふ、ふ、では、Ω星人の皇帝に!

SAKI001皇帝!私はΩ星皇帝!(これも、何というか人間型、しかし、無機質な、ロボット、アンドロイドの様にも感じる)いざ尋常に勝負!といきたいところだが、既に勝負は見えているな?確かに3α星人の功績は大きい。我々もそれは尊重する。これからは、我々が、その、意志を引継ぎ、遂行してゆく。君の出番は今から終わりだ。3α星人の落ち度は、君の様なあまりにも、人間的な人間にこの、宇宙の、覇権を、許したことだな。その証拠は、直前にあっただろう?君は、アイドル型のインターフェースに心動いただろ、更には、綾波レイで出て来いと思った!そこ、君にとっては些細な心の揺らぎかもしれないが、君のその愚かさが、我々に、進撃する隙を作ったと思いたまえ。君にはもはや敢えての攻撃もしない。好きにしたまえ。

・・・何もできないまま、私の帝国は消滅?私が愚か?違う!しかし、敗北は認め得ない状況であった。

続く。