淡い想い出の名残り 21-2


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うちです。で、話は戻りますが、眉間の傷は、大立回りで、受けた刀傷ではありません。私が保育園の頃、母が、再度教員として働くことになり、まずは、近くの図書館司書に。それまではお母ちゃんとずっと一緒だったので、母と一たりとも分かれるのが辛かった私は、お母ちゃん、お母ちゃん!と言いながら、三輪車で、追いかけて行きました。お母ちゃんが、見えなくなると、泣きながら、引き返し、涙で潤んだ目で、坂を降りようとしました、すると、坂の横から三輪車ごと転げ落ち、下に積んであった、コンクリートブロックの角に眉間をぶつけて、何針か縫いました。何とも格好の悪い話ですが、大立回りでは無く、お母ちゃんを追いかけていった幼児の頃の傷が、私の顔にハクをつけている訳ですね。と、今の家、名前ですね。

(しかし、深手でしたが、目に当たらなかったことは、幸運でした)