人類の黎明期の遍歴 4

今日もえすと歩きながら、話していた。お父さん?一昨日、しっかりとわからないと解るえすが、賢い証拠。と言ってたけど、それってどーゆー事?それはね、無知の知、お父さんが生まれる二千年くらい前にソクラテスと云う人が言った言葉に関係するんだよ。ムチノチ? あのね、人は物事を学んで知って、だんだんなんでも、知ってると思う様になりがち。狩りの仕方でも同じ。俺に任せとけ!と思っていると逆に獲物に食べられちゃう。だから、何でも知ってると言うのは間違い。世界は広い。人が何もかも知ることはできない。そのことを解る人が、知恵者だと言ったんだね。ソクラテスは。うーん、その事は、お父さんの説明で解った。えらい!で、昨日の光ったお姉さん?かな、は何?そして、お父さんはいつか、僕とバイバイ?嫌だ!うん、今は、それは考えないで、旅をしながら勉強しよう。うん。それとね、どんな動物たちも何れ親から離れていくんだよ。そう言われれば、そうだね!さぁ、旅を続けよう!うん!