淡い思い出の名残り 35

私が精神科医局員になって、三年目くらい。当時は、高松に出向中。しかし、当時は、夏の海水浴シーズンに医局旅行でした。和歌山の海にバス旅行でした。隣は当時の教授、私は、南方熊楠記念館に行ってましたよ、と教授。え、その人、確か、祖父の友人と聞いてます。未決で政治犯として、投獄され、友人になったと・・・それは凄いこと!反対の席には、先輩のナンバー2か3の先輩医師。先生?今年も砂浜で相撲とるんですか?とりたいか?いえ、別に。それまでは、浜辺の相撲で、10人以上には勝っていましたので。柔道、小3から、十年以上してましたので。で、浜辺に着くと、いきなり、他の海水浴客を無視して、先輩が土俵を砂浜に描き始めました。そしたら、お前とお前組めや!私は、6人くらい続けて投げました。そしたら、そろそろ俺が相手したる!と先輩。待ってください、ちと、ヘトヘトです!何ゆーてるねん!行くぞ!ほら、俺の勝ちや!なかなか、俺には勝てんやろ!何?この人?せこ!まぁ、その後の宴会では、教授の猿回しのサルで、バク宙したり、夜の花火しながらの海辺の散歩途中、防波堤か、テトラポットから、お前、泳ぎ得意やろ、飛び込めや!真っ暗な海に飛び込んだり(真っ暗な海に飛び込みは恐かったけど、泳いだら、気持ち良かったなぁ。)、さんざんいじられましたね。今にして、思えば、愛されキャラか、エンターテイナーくらいだったんでしょうね。