最終話に戻りますが、確か、

宮沢賢治銀河鉄道の夜では、カンパネルラのお父さんはドライで、ジョバンニが目覚めるのをストップウォッチで測っていたと記憶しています、当時は、えーっ?と思いましたが、今でも同じ。子に先立たれる親の気持ち、測り難い。カーネーションのお婆ちゃんも息子に先立たれます。私の父方祖母も父の妹を台湾で産んで、程無く亡くしてしまいました。多分、出産年齢ギリギリの娘、心臓奇形があったと、私は推測しています。しかし、祖母は、押し入れ、箪笥を開ける度に布団とかに泣き崩れていたと聞きます。まぁまぁ、立ち直りの早いのが、SAKI家の特徴、立ち直ったみたいですが。ところで、昔の中国では、親に先立って亡くなった子は辻に埋められたらしいと、昔、聞きました。これ以上の親不孝は無いから、らしいです。ホントかどうかは分かりません。ただ、私に言える事は、父は見送った。順番守った。私は母を見送るまでは、生きてないと!当たり前ですよね。