忍風 カムイ外伝の外伝 ハヤテ

俺は一人、抜け忍の道を歩いていた。一羽の子どもの鷹が、巣から落ちて俺の前に。俺は拾い育てた。ハヤテと名付けた。やがて成長し、俺の言うとおりに獲物をとって来るようにまで、成長した。ある日、突然、ハヤテの亡き骸が、目の前に。追い忍の仕業!許せない!俺は探し当てた、追い忍を。森の中の木の上から、俺の必殺忍法、いづな落としで、殺した。しかし、ハヤテは返って来ない。すまなかった、ハヤテ!涙が込み上げて、泣いた。しかし、泣いてばかりはいられない。行かねば!俺の道、獣道、それしか、道は無い。