装甲騎兵ボトムス 終戦

俺の名はムンクムンク001。俺には父も母も居ない、気付いたら、生きていた。そして俺の住んでいた、村に突然、後に吸血部隊と呼ばれるレッドショルダー部隊がやって来て、家々を焼き払っていた。俺は許さなかった。AT(Armourd Trouperの略、まあ、戦車がロボット型になったもの。)の前に飛び出し、彼らを阻もうとした。なぎ倒され、後に捕虜となりギルカメスのレッドショルダーのAT乗りになっている。皮肉なものだ。バララントとギルガメス、二つの惑星は、戦争を続けていた。何故に戦争が、始まったのか?最早、誰も知らない。しかし、俺は兵士、戦い続けた。撃って、格闘戦も幾度となく。いきなり、終戦になった。俺の部隊は密命をおび、ある、輸送宇宙艇に奇襲、乗艇した。金塊が積まれていた。俺だけが隊長から、お前はもういい、戻れ!従った。俺のATに戻る途中、ある部屋から光が漏れていた。入ると、中央に、2メートル程のボックスがある。?俺は操作した、開いた蓋が。硝子のカプセルの中に放射性の液体が、その中に女が目を閉じて、寝ているのかな?綺麗?かな?これが綺麗というものなのかな?突然、開眼し、俺を見つめた。俺は恐怖を覚えた、咄嗟にその場を離れ、蓋を閉じ、ATに戻って待機した。隊長たちが戻って来て、では、全軍帰還!ムンクお前は、尖兵として、偵察をしろ!はい!俺は、艇外に出て索敵を始めた、すると、味方のミサイルが、俺に向って撃たれた、避けきれず、後のことは覚えて居ない、だが、今は、敵の艦に捕獲され、尋問を受けた後、なじられ、殴られ、蹴られた。彼らが言っていた、お前は死なない存在らしいな!それなら、この位は痛めつけても、死なない! 確かに俺は生きている。が、俺は何なのだろうか。自分探しの旅が、今、始まろうとしている。