精神医学日々の発見 まとめ書き

昨日は、例の23歳の女性。30/100問診すると、うつ病の診断基準満たす程でした。これまでも、変動はあったよね。ありました。では、今回はこの薬、抗うつ薬、はい、有難うございます。見た目は、ケロッとした感じですが、主観的訴えは、大事です。  それと、難治性のうつの女性。食事は、ほぼとれる様になってました。本人に聴くと、はい、少しは。でした。自覚発言は初めてでした。で、ご主人が、危篤の情報ありましたので、会いたい?会いたくありません。でした。女性は大体このパターン多いです。男性は逆パターン。 その後、外来の高齢女性。御主人は私が主治医をして退院、その後、身体疾患で亡くなられました。2年くらい経っていました。寂しくは?辛いです。電車の音を聞くと!電車の運転士をかつては、されていました。御主人も、そんなに想ってくれる奥さんがいると、浮かばれますよね。はい、有難うございます。そのとーりですね。 今日の入院の方、画像、事前聴き取りから、レビー小体型と推測していました。スケール、予測より低め。(病歴からの推測値はほぼほぼ、当たりだしたが。)事前対応した、職員に話はできたか?出来ました。そやろな。大体、レビー小体型の方はスケールから、推定されるより、診察すると、先生お願いしますと挨拶もされ、話もできる。スケールだけで判断すると、話も出来ないレベルの筈。でも、できる。これ、特徴です。周辺症状をコントロール出来れば、数週間以内に、退院出来ます、認知機能も上がります。教科書では治らない。ですが、本庶博士と同じ、私は研究者では無く、臨床精神科医ですが、自分の経験を何より大事にしてます。そのためには、きちんと診察しないと分かりませんよね。してるつもりです。