RACE 幽閉&浮揚&帰宅

観戦していた、遅いやないか、これでは、絶対に勝てん!三時間、交代せなあかんルールやな?次には俺が出るわ、歳はとっても、腕力は、お前等には、負けん!先輩まぁまぁそんなに熱くならないでください!OBもOKなんやろ!俺が出るわ!まぁまぁ、先輩は還暦前ですよ!合宿のホテルに居て、学生に任せてください!うーん!そうかね?仕方無い!学生の合宿ホテルの一室に、貧乏くさい!俺を誰やと思ってるねん?幽閉そのものやないか?俺はもっとえーとこで、えー酒呑んで寝るわい!天王寺から、浜寺公園につながる路面電車阪堺線に乗った。公園まで、行って頭冷やそうか?電車に乗り込んだ、一両編成のみの路線、座った。発射前、まだドアは開いている。突然、俺は跳べる!筈!ステップに出た。上に跳んだ!跳べるやないか!電車の屋根の上迄、跳べた!向こうの街並みも見えた。そこで、下降し始めた。ステップに再び着いた。まだまだ、もう一回!跳べる俺は跳べる!跳んだ!跳べた!天王寺阿倍野、ハルカスよりも高く跳べる!浮揚している!思う方向に跳べる!何故かな?普通考えられないわな?こうかな?量子力学的にゆーと、その場の、そして次の瞬間の存在可能性は、予測不可能。今を起点として、次の瞬間の存在の存否、存在位置は確定出来ない。それを制御出来る能力、まぁまぁ特殊能力が、いきなり発動?怒りのあまりに?そーなんかなー?そう考えるしか無いわな?でも、これが現実。何でも出来る!魔法のマコちゃんみたいに!まぁまぁ、少し跳んでこれから何するか考えよ!取り敢えず白橿の家に帰ろう!車も単車も無いし!着いた。やっぱりお家が一番!ルリカケス呑もう!そして今に至る まる