今朝、感動した、文コピれました。

講談社まんが学術文庫 創刊の辞」
ソクラテス、釈迦、孔子など古今東西、あまたの偉人による古典・名著が現代に残されています。しかし多くの人類の知恵を我々は本当に理解しているでしょうか?高校・大学などを通じて触れることはあったとしても、残念ながら本当に成果を獲得できているのでしょうか?何度かトライして挫折した人が多かったのではないでしょうか?

哲学や宗教は何千年前から人類に必要なもの、人類の知恵だったはず。難解であるが故に我々の多くにその神髄が伝わっていないのは大変もったいない話です。またその人類の知恵が一部ディレッタントだけの所有物になっているとすれば悲しむべきことです。それを求める人々、それを必要とする人々に享受されるべきであろうと考えます。

そこで我々は世界一わかりやすい媒体、表現方法に無限の可能性のある媒体、「まんが」でその奥義にせまれないかと考え、翻訳、解説ではなくストーリー「まんが」にしました。このやり方に様々な批評はあるでしょう。しかし、人類の知恵を理解する一助になるなら、その指摘も「まんが」メディアを育ててきたというアイデンティティーを持つ我々にとっては名誉なことと考えます。

「まんが」はすばらしい媒体です。そして数々の名著は我々の血と肉にならねばなりません。弊社の創立以来の社是は「おもしろくて、ためになる」です。このシリーズは、「おもしろくて、ためになる」は当然のこととして、それに加えて「わかりやすく」が編集方針となります。これからも多くの試みを通じ人類の財産を読者に届けてまいります。

2018年4月
代表取締役社長 野間省伸

 

素晴らしいでしょ。