私は卵 とゆーか卵の中の幼生

この惑星の生物は私のお父さん、お母さんの代で全て喰らい尽くしてしまった。私達には何も食べるものが無い。仕方なく休眠、数万年。来た!食べもの!でもすぐに出ても私はまだちっちゃい。どーしょー?そや、へばりついちゃれ!まず顔、口から中に入り込んじゃっちゃれ!成功!宿主は変な乗り物にもどって行った。私は息を潜めて待った、その間に幼生から、成体へと成長しているのが自分でも分かる。いつかな?一気に全部食べちゃる!・・・食べもの達は右往左往しながら、私を駆除しようとするが思うがツボ!それ、ぜーんぶ食べちゃった。まぁまぁの味かな?一人だけ逃したった。乗り物の運転士、でないとなーんも無いこの惑星に残ってまたしても数万年待たないと餌は来ないから。彼女かな?の生還を待って、また餌にありついちゃろ。それが我々一族の生き方の様な気がするから。私は常に正しいと信じている。
f:id:SAKI001:20200112235353j:image