銀河飛行機001

僕は10歳、一番近い恒星系に行く、銀河飛行機に載って。アルファプロキシマ・ケンタウリ。4.2光年先。輝く機体、何故かは分からないけど、超光速が出る。僕は一人で乗り込んだ。連れ？居ません。生きるって一人じゃないですか？だから僕は一人です。で、銀河飛行機、これって旅客機？戦闘機に近いけどなぁ？まぁまぁ、新天地に向かうのは戦いに近い、しかし、旅客機でも戦闘機でもない飛行機は飛行機、同じ。新天地？定期便と違ったかな？これから定期便になるらしい。だから僕は初便の客、プロキシマ・ケンタウリには最初の客。まぁまぁ、パイオニアかな？出た！飛びたった！銀河飛行機001！機内？寂しくないよ。大体、機内と言っても僕、一人くらいしか乗れないし？綺麗な太陽系！周る惑星達！あの青い惑星が水の星、地球！僕の生まれた星。綺麗。で？水の星なのに何故に地球？水球と違うかな？まぁまぁ、そーゆー小うるさい事は考えずに旅に出た。銀河飛行機001。