アルツハイマーに関して。

海馬の萎縮の程度が、認知機能低下の重要なファクターと度々記してきました。かつてのCT検査を思い出してみますと、海馬が萎縮しても、たいていは、他の脳部位から圧排されて見えなくなります。が、印象的な一例、早発性アルツハイマー病。CT検査では海馬が無い!しかし、海馬があるべき空間は残されている。即ち、がらんどうの空間が脳内にみられる。思い出してみると、珍しい一例だったな、と今朝、考えていました、参考までに。