私は子供の頃からSFが好きでした。

18歳の時読んだ、カートヴォネガットJr.のスローターハウス5、翻訳するととさつば5号です。ストーリーは、こんな、感じでした。或、ドイツ系アメリカ人が、ドイツ軍の捕虜になり、収容所。そこにアメリカ軍のドレスデン大空襲、命からがら生き延びた兵士の物語です。面白可笑しくストーリーは展開し、そこにはSF要素もあり、映画化もされました。ただ、そこに、私の読み取った物は主人公の感じた不条理感、戦争の無意味さ、でも、人生そういうものだでした。折に触れては、彼の作品を読み続けた青年時代でした。