その他にもくまそタケルを討つ話など

多々、武勇伝はあります。

東方遠征の帰り、多分、今の三重県の伊賀地方に入る直前だと思います。伊賀を抜けると、故郷の大和、今の奈良県桜井市の父、景行天皇の宮に着く。しかし、伊賀は数十キロ続く長い峠地域です。諸説はありますが、伊賀に入る直前の山の中で、突然、雷を受け、倭タケルは倒れ息絶えます。古事記には、その地の名の通り身体を三つに折り、絶えたとあります。膝を曲げ頭を垂れ、三重になって逝ったと言うことですね。ですから、その頃から三重という、地名はあったことになります。古事記によると。

続く。