NHK見てました。引きこもりの青少年の話題でした。引きこもり?正直、精神科医の私は、統合失調症が発症したに決まってると、確信していました。ですから、いじめ、引きこもりの話題が、出てくると阿呆らしい!病気!統合失調症!何せ1/100の確率。と決めつけていました。ところが、番組で勉強出来ました。多くの不登校は、消化器系の病気を抱えていた!目から鱗が取れた感じでした。そういえば、三重県内の青少年調査をした、元、国立病院の院長の調査結果が十年以上前に発表されていました。多くの青少年の抱えていた問題は、学校に行こうとしたり、登校中でも、一番、ストレスはお腹が痛くなるとか、そんな消化器系の悩みでした。えーっ?幼稚園児、小学生ならわからん事も無いけど、中学、高校生でも?と、当時は思っていました。しかし、今日の番組を見て!でした。私自身も、外来に出勤する、時間が少し遅れると病院事務所に連絡するのは、消化器系の不調が中心でした。ですから、老若男女を問わず、消化器系の問題、ひいては、身体全体が、社会的機能を果たすために、大事な事だ。と再認識出来ました。何もかもが精神的な問題と考えていた自身を恥じました。