黎明 3

火で調理?いつからかな?俺ぁ、どちらかとゆーと、生肉にかぶりつくのが好きだ。別にそれで、腹をこわす事もないし。酒、いつからか、ある。まぁ、俺ぁ大酒飲み。でも、狩りとなると、いきなり素面になる。今は、獲物を仲間と追っている。!サキャーン!獲物が見つかった行こうぜ!了解!サイだった。これは凶暴、やめとこ!だめ!一族の糧食はなくなりかけ、今ですよ!で、それをするの?そう、サキャーンが!えーっ!では援護の弓矢でけん制してくれ!了解!俺ぁ最初から、短めの槍を持って、木の上からサイに飛び乗った。首近くの背中に。暴れるは暴れるわ。足を固く締めながら身体を固定して、頭に近づいた。後ろから眉間に槍を突き刺した、動きが鈍く、更に首にぶら下がり、喉笛を掻き切った。動かなくなった。仕留めた。持って帰るには大き過ぎる。その場で仲間と切り分け、一族に持って帰った。皆、大喜び。火で炙り食べ始めた。俺ぁ今日は生肉にかぶりついた、ちょっと、臭みはあるけど、やっぱりこっちの方が旨いなぁ!骨も噛み砕いて食べた。満足!で火!何となく、私が飛行機械に乗ってきて墜落、その場に燃えていた、草木の火を使い始めた様な記憶がある様な。夢だろうな。しかし、呑んで、明日に備え様!