3α探査隊 3

3α星に到着。着陸に当たり、レディ達にはアーマロイド形態を指示、私も緑黄色メタリック形態に久々のレインボー態勢で着陸。3α星は、海と陸の比率は大体地球と同じ、違うのは、パンゲリア大陸の様に、巨大大陸が一つ。緑におおわれている。そこに、これも巨大都市が一つ。多分全て3α星人が、デザインしたと思われる。都市の中心当たりの建造物に入ろうとすると、自動的にドアが開く、導かれるように、巨大なドームの中に居た。SAKI001!よく来てくれたね、と声が。君の推測どおり我々は、この宇宙から、消えた、Exodusではない。我々には、古代から、君達の哲学の様なものがあり、更にはゲーテの様な事業の概念があった。村のために事業をなし、達成すると、都市のため、国のため、世界のため、惑星のため、恒星系のため、銀河のため、銀河団のため、最後には宇宙のためと事業を展開し、達成し終えた。それには、君や002の様な強力な、協働者がいてくれたこともある。感謝している。で、我々は今は、別の未熟な宇宙で、事業を展開している。もし、君にその気があるなら手伝って欲しい。強制でもないし、時も選ばない。時間遡行技術もあるしね。その気になれば、この座標にゲートがある。宜しければ。歓迎するよ。それと、今の宇宙は、002の関わったホワイト・ホールとも密接な関係がある、詳しくは、出会ってから。返信は無用。来る時には、探知出来るので。では。

だそうだ、レディ達。ニルヴァーナに帰還、元の形態に戻って、一杯呑もうか?ラジャー!戻った。何故か、懐かしい我が家に戻った感じ。レディ達と楽しく呑みながらも、何れ、去る時を確信しながら・・・青のレディの視線も感じ続けて・・・