銀河鉄道の夕方 1

僕とカンパネルレは汽車に乗っている。夕焼けが綺麗に見える。どうも、宇宙空間に出たみたいだよ。ジョバンナ?僕達は、何処に向かって旅をしてるんだったかな?うん。確か君が、祭りの夜に川で溺れた記憶があるけど・・・どこだったかな?わからないよ。まぁまぁ、いーじゃない?今が楽しければ、それで。そうだね、相変わらず、君も僕も脳天気だね!(まるで、作者そのものみたいにね)メーテルもいないしね、そうそう、小うるさいおばさんだよね。で、次の停車駅は?うーんと?アンタレス、サソリ座のアンタレスの惑星。赤い星だから、大気も赤いと思うよ。着いた。矢張り赤い。アンタレスガンマとゆー駅名だよ、少し降りて、散歩でもしようか?うん!わー綺麗なぁ!赤色巨星の惑星なので、恒星からの、距離は、かなり遠い、地球で言うと、海王星くらいかな?うん。暫く逍遥して、あ、もう汽車の出発時間、戻ろうか、うん。汽車は出た。次は何処に行くのかな?神のみぞ知るだね。そう、神様の近くに、向かっているのでした。