万屋 銅魂 27

歯医者の待合室、これから、ドリルでゴリゴリ、ガリガリ、何か恐いな、待っていると、土方もやってきた。おう、万屋?何してんねん?見りゃ分かるやろ!歯医者の順番待ってるんや!あ、万屋お前ビビッってるやろ!顔に書いてるで!俺が?ビビってる?俺はドリル大好きだよ!まぁ、ドリラーとでもゆーてくれてもえーで!それより、土方君、あんたの方がビビってるんとちゃう?顔に書いてるで!何ゆーねん!俺だってドリル大好き!ドリラーやで!あ、そう。俺の番が来てゴリゴリ、ガリガリ。アカン!緊張したら!先生を信じるんだ!信じる者は救われる!でも、勝手に肩に力が入ってくる、アカン、このままだと、肩凝りが残って明日からの仕事に差し支える、リラックス、リラックス!銅太郎!言い聞かせながらも、そーとー、緊張して、終わった。麻酔で、口ゆすいでも溢れるし。待合室に戻ると土方が。万屋、相当ビビったな?肩がキンキンに見えるで!そんな事無い!気持ち良かった!やっぱドリルやな!快感!あまりの快感で身も硬くなってるんや!ふーん?土方君?次君な!俺は精算済ませたけど、土方、出てくるの待ってた。引きつってる!土方くーん!ビビってたんじゃなーい?うるさいわ!快感で身も硬くなってるんや!それは、私の、さっきの台詞!プレイバック!まぁまぁ、似た者同士かもな?髪の毛の色変えるだけで同じ顔アルね!と後にキグラ!違う!俺は秋風先生目指してロンゲ途中や! まる