淡い思い出の名残り 44 (最終話)

辛いチェスの勝負でした。面と向って002に言える話ではなかった 私は一計を案じた、チェス!それしながら、話そう。お父さんな、こうこう、そうそう、あれあれの理由、根拠で、そうなる。でな、そうなったら君がする事、必要な書類はあそこと、そこ!そう?お父さん?このシチュエーションでいつか出そうと思ってた、ギャグ出せんかった!  うん、すまんな。チェス、ベストの選択!流石、俺!泣けて泣けて、その泣き顔息子に見られるまい!ととった戦略。うまくいった、私は、酔いまくり、002にはビギナーズラックが来るはず!結果、お父さん?これって、対やんなぁ?では、引き分け、握手。そんな、チェスの勝負でした。もう一度、言いますが、引き分けです。人生って。

おしまい。