睡眠夫妻 2  最終話

うーん、此処に至ってちょっと困ってます。何、出そうかな?あ!あれ!既に書き込みずみ。ですが使いまわさせてもらいます、スンマセン。

先生?夫が夜な夜な、起き上がっては、徘徊して、自分でも何処を歩いているか、分からない様です、覚えてもいない。果ては警察に保護されたり、私は夫の見守りのために、五年以上、ちゃんと眠れていません。(泣く)子ども達は、お母さん、ちゃんとした、専門の病院で診てもらって、入院させないと、お母さんの身が持たないと言います。入院されたらいかがでしょう?え?入院出来ます?十分出来ます。でも、主人は抵抗します!それ、私に任せてください。本人の診察。あのですね。物忘れは少し進んでいます。そうかな?歳も歳だし、仕方ないですね。しかし、その進行は止められます。私に任せて入院なされては?治る?治ります。では、先生、お願いします。入院になりました。奥様はポカーン。あの奥様、しっかりしてください、後は、私達に任せて頂いて、今晩からゆっくりお休みください。泣きながら、先生、凄いですね。一応、私はプロですから。ゆっくり休まれたら、泣きやすいのも治ります。ありがとうございます。永年の肩の荷が降りました。拝む。やめてください、そーゆーの、私のワールドに無いですから!

おしまい。