キルベル

久し振りね。貴方?君も元気そうじゃないか?良かったわ。で、私の子は生きていると聞いたけど?元気にしてるよ。ブーブー出て来なさい!ママだよ!えっ、ママ?会いたかった!抱きついて来た!重い!パパから、ママの事は聞いていたの、会いたかった!まぁまぁ肥満体だけど、聡明で性格も良いみたいだわ。ありがとう、貴方、この娘をここ迄、まるまると育ててくれて。うん。ちょっとまるまるし過ぎだけどね。何れは、君と同じスレンダーバディになると思うよ。あれから後、暴対法の強化と、指定暴力団に指定され、会社活動もしにくくなってな。舎弟・社員は、去らせ解散。今は、この防弾ガラス、防弾門構えだが、生きるためにチャルメラ吹いて、屋台ラーメンしている、五平餅売りも考えたけど、屋台にはな?ジリ貧だけどな。庭のあれが、屋台!それとブーブーは体型から私がつけたあだ名、栄子だよ。そう。では始めましょうか?私が何をしに来たかは、分かっているわよね?うん、少し待ってくれ、準備をする。どうぞ。その間、私は日本刀を抜いた、名刀、燕愛を。はい、持って来たよ、どーぞ。私は斬った、斬って、斬りまくった!ベルマーク!気付いた。これ、燕愛は使いにくい!貴方?鋏貸してくれる?うん、あ、えっ。指詰め用の裁断器は、あるけど・・・あ、コンビニで買ってくる・・・はいどうぞ!集めたわ!ありがとう、こんなに沢山の、ベルマーク!世間に悪い事をして来た極妻だった分、社会に教育に還元したいと思っていたの!ありがとう!貴方!さあ、栄子ちゃん、これからはママと一緒よ!わーい!じゃあね、パパ、また来るから!気を付けてな!私と栄子は、フルオープンのロードスターに乗り込みスタート、横には栄子その間には、燕愛。秋の陽光が眩しいわ!