ある、公務員の診察

彼の上司も、来ていた。先ず、彼のみ診察。もう、感情的に叱られる事は無くなりましたか?無くなりました。私が、その、上席から、聞いた言葉、最初から何も出来無いんです!では、分限免職にしなさいよ。出来ないんです!国家公務員は!でも色んな研修、ネット検索かけても矢張りある。あるやん!分限免職!それ、したくないんです!せんのなら、あんたらの気持ちの問題だけやな?そうです。 上司に同席して貰いました。もう、感情的に叱ったりはして無いらしいですね、私の助言に応じてくれた、ありがとうございました。でね、彼は、この時間帯に個室で働いて貰ってます。配席の図面。これで宜しいですか?本人に寂しく無い?いえ、別に。では、そこで出来るだけ頑張って、仕事しましょう。出来るだけですよ、出来るだけ以上は無理だもんね?はい。  上司には私の提案に一生懸命取り組んで頂きました。ありがとうございます。いえ、当然です。 で、御本人には、上司の方も貴方の事を考えてくれている、ですから、出来るだけお仕事、しましょうね。はい。二人とも、一礼し、退室されました。何とゆーか、大岡裁きみたいな感じでした、私は守では無い、精神科医なんですけど。