地球幼年期の終り

人類はある日突然異星生命体の侵入を受けた。攻撃もして来ない。只の、ある日ある時全世界の上空に巨大宇宙船が突然同時に出現した。友好的なメッセージ。人類に異星文明の技術を伝授してくれた。20年が経過。相変わらず。友好的。しかし、彼等の科学技術の深い事。人類が、汲み尽くすにはまだ数世紀はかかる。クラーク君?宇宙船に上がってきてくれないかな?はい。我々は当初の目標を到達した。地球から撤退しようと考えている。お世話になったね。テレビモニターに異星人のアイコン。分かりました。お世話になりました。最後の瞬間、私は決意モニターにライトを押し当てモニターの奥を見た!悪魔!悪魔が慌ててドアの外に。彼らは去った。数十年、人類は上空に浮かぶ巨大なリングに同化している。個は無い。集合意識。人類は新たな進化レベルに幼年期を終え、次のステージに。悪魔の姿は人類に最後のステージを迎えさせる事からであったのか?
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