父の歌

大宇宙に対峙する前の、私が3・4歳の頃、

父が私を肩車しながら、歌ってくれた歌がありました。

お月さま今晩は、銀の舟漕ぎましょう、ぎっちら、ぎっちら、漕ぎましょう。

 

私はこれは何かの童謡かと探してみました。しかし、そんな童謡は見つかりませんでした。母に聴くと、お父さんに肩車されながら、着いてくるお月様に私がおおはしゃぎしてる、それに父が即興で作った歌の様です。

亡き父に思慕の念は堪えなくなります。

しかし、私は、私の道をゆくしかない、それが、亡き父への何よりの供養と思って明日も働き、生きます。