突然ですが、私の日々の臨床は

わけても、外来の診察は、発見と発明の繰り返しです。発明は、直ぐに使える物、頭の中はフル回転です。当意即妙の機転は効かせているつもりです。例えば、二十代の女性、「先生は格好いいし、男前だし・・・」「そんなこと言われたのは生まれて初めて、ありがとう」「私は、ブスだし、デブだし、好きな人が、いても振り向いてももらえないと思います!」(泣く)「あのね、そこら辺の、彼氏彼女、夫婦見て見なさいよ、君が見て、美男美女の連れ合いばっかりかな?ついでに、年取ってるのに手を繋ぐ、組む人も居るよね、私にはさっぱり理解不能だけどね。」「そう言われてみれば・・・」「だからね、人、各々にものの見え方は違う、美醜の判断も別れる、だから、君は先程、私のこと誉めてくれたよね、でも、人に寄ったら、不細工なくせに、只のえー格好しいの医者に見えるかもね。」「解りました。そういう、ものですね。」「そう、そういうこと。」いきなり、思い付き、発明、発案ですね。

続く。