なかなか、寝付けません。やはり、カートヴォネガットの

青ひげ。その前に、彼はスローターハウス5の頃から、各章の終わりに人生なんて、そういうものだ。とか常套文句を使っていました。

青ひげでは、人生のバカヤロー、がでてきます。彼は、最終の結婚相手とは幸せに、暮らし、妻が先立ちます。その前の結婚、子どもたちも妻も誰も居なくなったアパートの壁に剥がされた子ども、幸せそうな家族の写真のあとを見いだします。そこで、人生のバカヤローがでるんですね。私には痛い程、解る。その、言葉は繰り返しでてきます。

それと、他の作品でも、賢い人とは少し、話しても面白い、もよくでてきたフレーズです。更には、一見稚拙とも見える彼自身の描いたイラストが散見されます。私は、彼の様な創作者を目指しているのかもしれません。

所詮、叶わぬ夢でしょう。私は小さな小さな、サラリーマン精神科医ですものね。でも、夢はこの年になっても持ちたいものですよね。

ホントに寝ます。