自惚れることなかれ

私は自惚れから 今の 状況を つくりだした
仏陀はすでにそれらを 戒めて いたのです

三六 生意気さは苦しみを増幅させる
生意気さは、君の苦しみを、知らず知らずのうちに増幅させる。
自分の意見を押し通すことに成功してその味をしめてしまうと、君は前より
一歩ほど、さらに生意気な言い方をするようになるだろう。
このように、自分の意見を押し通そうとするなら、それに失敗するとイライラするうえに、成功しても生意気な性格に変わってゆくのだから、ろくなこと
はない。心が濁ってゆくだけのこと。この道理を知ったなら、むやみに意見を言い張ることから離れるように。
経集830

三七人と張り合わない
褒めてもらえて、脳内に快感物質がビュンビュン放出されたとしても、その
快楽は一瞬で終わる、 つかのまの自慰のようなもの。心の安心感を得るには役
立たない。
言い張ることの成果はしょせん、 「いやがられること」と「褒められて自慰
すること」のたった二つだけ。
この法則をわきまえて、人と張り合わないことこそが安らぎと知ったなら、
言い合いなんかしないように。
経集896

三八 軽やかに思考を切り替える
人は自分の意見にこだわってしがみつき、意見を引っ込めるのが苦手だけれど、君は自分の意見を 
スルッと手放し、軽やかに思考を切り替えられるように、
いつも練習しておくこと。
中部経典『削減経』 

三九比べない
現在の自分を、「あの人より優っている。わーい」とか「以前の自分より優れている。わーい」などと言って比べないこと。
「あの人より劣っている。ガーン」とか「以前の自分より劣っている。」などと言って比べないこと。 さらにまた、「あの人と同じだ」とか「以前の自分と同じだ」などと言って比べないこと。もしも自分のプライドに関わるようなことを質問されても、自分についての 優越感や劣等感をあれこれイメージすることなく、白意識過剰を離れて冷静に答えられるようにしておくこと。
経集918

四○ 勝ち負けにこだわらない
「引きわけだね」 
「私のほうが優れている!」
「私のほうが劣っている…………」
この三種類の思考に支配されると、君は相手を言い負かしたくなり、いいがかりをつける。
たとえば、「あなたが途中で邪魔するから、仕事の手順が狂ったじゃない」
といったぐあいに、論争をふっかけて、安っぽいプライドを守ろうとする。
そして、お互い気分が悪くなる。
「引きわけ」「勝ち」「負け」など無視して、まったく気にしなくなるならば、生意気な態度も言い争いもぱったり消えて、平和が訪れる。
経集841

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