淡い思い出の名残り 33-3

パパ?A子おばちゃんって、誰やったん?(父は私と違い、若い頃はかなり男前でした。)仕事で四国に行くフェリーの甲板で、物思いにふけっていて、飛び込みそうだったんで、声をかけて助けたんだよ。とゆー説明1。君の働いていた、香川県の高松で仕事で、取り引き先を接待した、帰りに声をかけられんたんだよ。とゆー説明2。何がホンマかわかりません。でも、父がその後、商売で移動途中にある海岸に寄ると(仕事の途中で海に寄るなよな?)、砂浜に観音様の顔だけが、打ち上げられていた。父は勝手に、死んだA子が私のところへやってきたと思ったらしく、家に持ち帰り置いていました。更には七不思議、私が、母のために、マンションの隣の部屋を買った時、(父の死後ですよ。)母の飾り棚に、その観音の顔が。あのね、お母さん!それ、ほったら?お父さんが大事にしてたものやから!あのね、意味考えてるん?どっかに処分したようです。誠、人の心、特に恋愛感情の愛憎に関しては、複雑ですね 僕にはよくわかりません まる