ウリシマタロウ

アホらしーてやってられるかい。長兄は、右大臣、次兄は左大臣、しまの無いウリ太郎は、貴族らしいすべっと、した肌で高官に。俺は、薄くシマの残るウリ太郎ウリシマ太郎、見かけのおかげで、貴族らしく無い!で、いつまで経っても、下級役人。アホらししゅーて!今や農民、漁師後継者募集中。俺は、漁師になる事にした。京から、川を下って、海に。途中、小さな帽子、果物だらけの川もあったなぁ。まぁまぁ、海につき、漁師となった。子どもたちが、流れついた、亀をいじめている。そんなこと、すんなや!子どもたちは逃げ、亀が竜宮城に運んでくれた。そこには、えらーい、べっぴんの乙姫様が居った。鯛や平愛や旨い酒でもてなしてくれた。そんな日が続いて、乙姫様とは? 言えません。こうも、しておれません!帰らねば!はい!どうぞ!玉手箱!開けては行けませんよ!はい!亀が俺を乗せて、陸を目がけて泳いでくれた。おかしいな?いつまで経っても、陸が見えない。まぁまぁ、何とか海上に出て見よか?はい!海上に出ると、星もない、何も無い。そこに、空から船で、おじさんが来て、私はsaki001、此処は一兆年後の宇宙!星も無い!なーんも無いとこや!亀さん?竜宮城に帰ろうか。乙姫様?外にはなーんも無かったですよ。あら?そう。此処は次元の狭間。貴方は、そこに入っていたのよ。あげた玉手箱を開けたら貴方は元の次元に、漁師に戻れるのよ!開ける?あけへんに決まってるやん!そしたら、ずーっと私と?はい。嬉しい!私はあんたがすっきゃねん、恥ずかしくて言えんかったけど!俺も!  めでたし、めでたし、二人は末永く幸せに暮らしたとさ。   アホらし。でもSFだったでしょ!