シキヤマ少尉、発進せよ!ラジャー!

出ます!俺は国連宇宙軍シキヤマ(式山)少尉である。F150が私の愛機。こいつとなら、何様が相手であろうと戦いし、勝てる!F150美しい機体!武器の美しさ?それは贅肉を削ぎ落とした機能美だと俺は思う。ナイフ、刀、拳銃、戦闘機等。人殺しの道具としてでは無い。道具、機械としての美しさだ。戦いの場、戦闘機戦、最後の最後はレーダーでは無い!コックピットから飛んで来る敵ミサイルは目視で避けるしか無い!いつの世も同じ、最後の最後は人が最終決定をする。それの出来る道具、機械となら一体となり戦える。来た!レーダーをかいくぐった、グミラスのミサイル!俺はコックピットの中から前後左右上下を探った。右上方から!避けた!1mも無かった!しかし、避けて生きていれば迎撃も出来る!迎撃した。グミラス?彼等は何?彼等は地球と月の間の空間から突如出現。宇宙人?分からない?例えばオリオン座方向とかさそり座方向から飛んで来た宇宙船とかなら、敵性宇宙人と容易に認識出来る。しかし、奴等は、突然何も無い空間から出現した。攻撃方法も、変だ?確かに艦隊戦もあり、戦闘機戦もありだ。しかし彼等の作戦は盲目的に見える、いわば、行き当たりばったりに?更には彼等の戦艦、戦闘機、ミサイルは研ぎ澄まされた金属の機械の光沢が無い。何というか、生き物、有機体に感じるのは俺だけでは無いようだ。生き物か?分からない。思索が俺の任務では無い、しかし、俺とて、士官学校を出たてのパイロット、考えもするさ!
f:id:SAKI001:20190531080625j:image