オリオン大星雲
オリオン大星雲は、オリオン座の三つ星の近くに見える。塵とガスが荒れ狂うこの星雲の深部では、数千個の星々が生まれようとしている。地球から星形成領域までの距離は1500光年だ。NASA,ESA, M. ROBBERTO (SPACE TELESCOPE SCIENCE INSTITUTE/ESA) AND THE HUBBLE SPACE TELESCOPE ORION TREASURY PROJECT TEAM
極彩色の翼に抱かれて
この合成画像では、小マゼラン雲は極彩色の渦のように見える。小マゼラン雲は矮小銀河に分類される小さな銀河だが、地球からの距離が近いため、南半球や赤道付近では裸眼で見ることができる。NASAが1999年に打ち上げたチャンドラX線観測衛星は、最近、小マゼラン雲の「ウィング(翼)」領域の観測を行い、銀河系外の太陽に似た若い星が発するX線を初めて捉えた。NASA, ESA, CXC AND THE UNIVERSITY OF POTSDAM, JPL-CALTECH, AND STSCI