地球のバリア

AI による概要
地球には、大気と磁場という2つのバリアがあり、宇宙の過酷な条件から生命を守っています。
地球の磁場は、地球の北極と南極付近から発生する磁力線で、地球周辺の宇宙空間まで広がっています。この磁力線の勢力範囲を「地磁気バリア(地球磁気圏)」と呼び、地球上の生命は地磁気バリアの中にいることになります。
地磁気バリアは、次のような役割を果たしています。
太陽風銀河宇宙線などの電気を帯びた粒子が地球に進入することを防ぐ
宇宙線によって地球の大気圏に侵入した粒子が、大気と衝突してエネルギーを失うことで、直接地表に到達しないようにする
また、地球の大気もバリアとして機能しています。南北に往復している放射線帯の粒子のうち、いくつかは反射されずに低高度に進んできますが、地球の大気と衝突してエネルギーを失います。
地球の磁気バリアは、地球の自由電子を持った外核が対流することで発生しています。外核の対流の向きによって地磁気の向きが決まるため、地磁気の逆転には、外核の対流の逆転が必要です。
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