精神医学日々の発見 31

喪の作業、儀式について。親戚が病の床につき、余命幾ばくも無しと医師から、告げられると、家族は辛い。でも、そうかな?死ぬのかな?と思いながら、見送る心の準備を始めます。やがて、死が訪れる。準備はあっても悲しい。当然ですね。一般的には、死後の心の動きを喪の儀式と言いますが、それは亡くなる前から、始まっているものなんですよ。それを、自ら知った人は、自ら喪の儀式を初める様ですよ。で、突然の死には、驚愕、悲しみのみ、時として、PTSDも生じる訳ですね。自分自身でも、起こるようです。