次に、ゲーテの作品に接したのは、

高校になってから、ウィルヘルム・マインステルの遍歴時代、徒弟時代でした。まずは、私は、真実を求めて旅する主人公に憧れました。内容は多岐にわたる長編です。当時、私が読んだ解説には、大事なことは、「事業」「諦念」でした。まず、事業?わかりませんでした。諦念、諦めること?解ったような解らないような、感じで哲学的には何れも深い意義があるようでした。

諦念に関しては、以前記した、ヴォネガットの人生は「そういうものだ。」人世の「バカヤロー」的な事に近いのかな?と私の様な凡人は思っています。

続く。