新造人間サキャーン 父の名誉

お父さん、ボーレイ彗星が近づいています。ルナ、君のお父さんの開発した、MF銃テクノロジーを使って僕のお父さんが必ず開発してくれる。はい。鉄也さん! 鉄也完成したぞ!ボーレイ彗星の到達前に。MF砲というより、MF装着だ。地球上の全ての機械を、ロボットも、一時的に、停止させる。その後、再起動すれば、本来の機能に回復する。ただ! お父さんただ、どうしたんですか?お父さん?鉄也!いやサキャーン!お前は最早、機械の身体!お前の身体活動も停めてしまう、更には、記憶も消去される可能性もある。 お父さん!僕の事は、どうなっても良いです!それより、ブライキング・ボス率いるアンドロ軍団を絶滅させてください!僕はお父さんの科学者としての名誉回復が何より大事に思っています!そのために戦い続けて来ました!鉄也、ありがとう。では、ボーレイ彗星が、今、最大に接近この運動エネルギーをMF装置の電源にして、ONにするぞ。是非! 俺は倒れた。目覚めた。鉄也さん!サキャーン!あ!ルナ!そして、お父さん、お母さん!僕は、記憶も失っていない様ですね!良かった!鉄也!お母さん!涙ながらに、起こした上半身を抱きしめてくれている。お母さん!でお父さん?ブライキング・ボス、アンドロ軍団は?消滅した。壊れずに、本来の公害監視用ロボットではなくなったが、人のために働くロボットに、なった。例えば工事補助用ロボット等にな。では、お父さん!お父さんの名誉は回復されたのですね。そのようだ。鉄也ありがとう!いえ、僕はお父さんの名誉のために戦い続けたのですから。鉄也さん!ルナ!良かった!記憶もあり、私の事も覚えてくれている!泣いている。当然だルナ!君の事は忘れる筈は無い!だから、涙をお拭き?うん。鉄也さん!

おしまい。