巌流島の戦い!

俺は小舟に揺られながら、己が太刀で、カイを切り磨いていた。佐々木小次郎、多分、アホ丸出しに着飾って、俺との果たし合いに備えている筈。しかし、剣豪この武蔵に勝てる筈も無い。責めてもの、情け、あやつ相手に負ける筈は無い。剣は使わずとも、これで!島に着いた。矢張り、アホ丸出しに着飾ってる。遅いぞ武蔵、何刻遅れるのじゃ!まぁ良い、いざ尋常に勝負!貴様も、抜け!では!えーっ!それって、只の貝細工!貴殿にはこれで、十分!縁は削り小刀並みだ!お互い、いざ参るぞ! 勝負は速効ついた。 私、佐々木小次郎の勝ち! いくら剣豪といえども、あまりにも敵を侮り過ぎであったな!私も死を覚悟して、臨んだが。哀れ、奢り昂ぶる者の末期!ナマンダブ!では帰るぞ、舟を漕ぎいだせ、海へ、郷里へ。 では、歴史は?そんな事、儂が知るかい!勝手にしやがれ!寝たフリしてやるから、変えたら宜しいのではないかな?