作業をこなし まどろんでいた

PSWの・君が医局に別要件で訪室。どーせーっちゅうねん?このくらい、すぐ終わるやないか?先生?僕、20年以上前になりますけど、覚えてるんですけど、先生がシニアマネージャーで受け入れ病棟担当だった頃って、大変でしたよね?府や市の依頼で、措置入院来まくり、それを先生が全て取ってましたよね?うん、あの経験があったから、舌回る、口回る様になったわ、別にしんどなかったで。殆が覚醒剤中毒絡みでしたよね?そーやったな。勉強になったで。これそれあれの例を覚えてます。うん、僕も覚えてるで。・・・しかし、その後、20年以上にわたり、研鑽しようと思ってではないけど、知識、技術を積み重ねてきた。初期分裂病の症状をもったうつ病レビー小体型認知症等の認知症関連然り。これらの治療には各々の薬剤の意味合いを知った医師の治療的関わりが必須。訳もわからず、ただ処方してるだけなら、薬剤の管理もできない、不幸なのは患者本人。しかし、この積上げはいずれ消えてゆく。なぜならば、一子相伝は無理、息子は医師ではないし、それで良い。医師で私の知見をきこうとする者も居ない。勿体無いけれども、人類初の知見は闇に消えてゆく訳だ。
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