地球から深宇宙に再び旅立って、既に20年以上経過。もはや、地球に後ろ髪を退かれる感覚もない。ある、恒星系の惑星、生命体の存在は無いが、痕跡があった。着陸。古い、宇宙船があった。炭素年代測定の結果、数億年前と判明。3α星人の歴史より、遥かに古い。三郎が内部調査に向かった。直ぐに弾きだされた、三郎は何度も、同じことを繰り返したが、全然、侵入できない。もういい、三郎、何回も同じ失敗を繰り返さなくてもいい。何を言うんですか?まだ、突入してませんよ!ん?三郎の脳をスキャン、全く異常無し。脳震盪ではない。三郎にとっては、時間が停まっていた。少なくとも、数時間。ん?これは、時間遡行、即ち、タイムトラベル・タイムマシン的な効果を持つ装置がこの、宇宙船には搭載されているのか?三郎でも、突入不能、ただちに3α星人に連絡。程なく、彼等が到着。?程なく?すまないSAKI001我々3α星人は、更なる高速移動技術を開発していた、連絡したが、それが到達する前に、君達の連絡があり、急行してきた。そーですか。で、彼等の宇宙船探査が始まり、内部侵入でき、時間遡行装置も調査した。手っ取り早く言うと、タイムトラベル装置、その装置、作動原理も3α星人は手に入れたようだ。ありがとうSAKI001我々にとって、大きな発見になった。新しいドライブエンジンに換装したので、航行の継続を願います。はい。再度発進!