装甲騎兵ボトムス 赫奕たる異端

俺には分かっていた。宇宙空間を彷徨い、拾われた。生存確率2百億分の一。俺は再生された。ではティアナ?彼女は数週間も持たない命!ティアナ! だが、俺の前にはテイタニエ、強化人間、父は枢機卿、その、目の前で交通事故で、死んだ。それを枢機卿が、全財力で、再生した、補助脳も持って。身体は、サイボーグ化されて。彼女が俺の前に。俺は絶対絶命だった、しかし、撃った小拳銃から。奇跡的とも言えるヒット、補助脳はATの僅かな隙間をぬって、彼女から落ちた。彼女も俺と同じ不死身、以降、俺を追う。勝手にしろ!しかし!ティアナ!彼女は、再生され、今際の際!ムンク!最期に会えて良かった。彼女はこときれた。ティアナ!すまない!俺が俺が異能生存体でなければ、君は永遠に生きていた! 俺は俺は!すまない!ティアナ! しかし、俺は生きている。何故か分からない!けど、生きている、歩まねば俺の道を。すまない!ティアナ!歩き始めた。テイタニエが、俺を追っている、それは勝手にしろ!