帝国 3ー5

!あ!まずなすべき事があった!Ω星人の母星を叩かないと、何時までも彼等は、攻撃してくる。私は一計を案じた、残る艦隊の艦船を完全に、鏡面にさせた、更には艦船の凍結処理ももっと迅速に出来る様に改造させた。Ω星の本拠地は、探索済み。一万の艦隊で向かった。修理を終えた煩悩百式を、1隻の艦船に積み、出撃した。Ω星に近づくと、モニターに綾波レイがプラグスーツ姿で出現、貴方誰?SAKI001皇帝。(またしても下らん心理戦をして来た。)そう?で貴方は何がしたいの?Ω星人との和平交渉、応じられないなら、殲滅する。そう。では、皇帝二世に代わる。SAKI001皇帝、私がΩ星皇帝二世である。この時点で私は確信した。矢張り、Ω星人は機械生命体、一世と寸分変わらない二世だ。で、君の狙いは?先程インターフェースに伝達ずみ。解った。私も、これ以上の争いは望まない。侵略ではなく、和平交渉だね。そう、そのとおり、3α星人の宇宙的カタストロフを阻止する、同盟を築きたい。了解した。では、君が、Ω星に降り立ち交渉、調印をしよう。私は、丸腰で降り立った。普通に調印をした。γ星人の様な、謀略も無かった。ちょっと拍子抜けの感じは、あったが。まぁまぁ、平和的に物事が解決すれば、それで良しとしよう。しかし、私の直感は当たっていた、Ω成人は、生身の身体を捨てたか、発生直後からかは、不明ながらも、機械生命体であった。携行した、センサーがそれを示唆していた。まぁ、宇宙には、色んな進化を遂げた知性体、生命体がいる事を再認識した、進軍であった。